Manga Generatorコンソーシアムについて

Manga Generator コンソーシアムについて

「Manga Generator」 は もともと学生のイノベーションによって生まれたVRエンタテインメント作品です。2012年に開催された国際学生対抗バーチャルリアリティコンテストIVRC2012(IVRC, International collegiate Virtual Reality Contest)を通して、神奈川工科大学の藤村、小出、国富、奈良の4名の学生を中心に 「瞬刊少年マルマル/Manga Generator」として誕生しました( http://blog.shirai.la/ivrc2012/ )。

その後、神奈川工科大学 情報学部 情報メディア学科 白井研究室の研究プロジェクトとして継続され、多くの学生さんの研究テーマとして継続されました。TVや雑誌などのメディアで大きく紹介され、鳥取県とのコラボレーション国際展示、TEPIAといった公共のミュージアムで常設される機会も多くいただきました。

Manga Generatorに関わった学生さんたちの多くは、Manga Generatorという作品に背中を押され、現在では様々なメディア・システムの開発者として活躍されております。一方で「Manga Generatorを使いたい」というビジネス需要は(規模はそれほど大きくありませんが)長年を通して確実にあり、また研究要素も多く存在します。Manga Generatorは単なる展示用インタラクティブシステムとしての側面だけではなく、マンガ原作や国際化、広告メディアとしての展開、人の振る舞いの認識など数多くの萌芽的な技術要素があり、1社だけの活動で支えていくには難しい要素がたくさんあります。

Manga Generator コンソーシアム」はそのような社会の需要や可能性に応じるため結成された事業体です。発起人は白井暁彦、白井研究室の卒業生が多く在籍する、プログマインド株式会社、ハーツテクノロジー株式会社が幹事企業となり、2016年3月に結成されました。システムの開発、ソースコードの保全、自治体や産業応用案件へのカスタマイズやライセンシング、デモ機材レンタル、普及展開やコンサルテーション、研究協力といった活動を継続しております。

「Manga Generatorを事業的に利用したい」という企業には「Manga Generator Pro」というライセンシングを提供し、自治体や商用キャラクターなどの特別バージョンにはカスタマイズ対応するなど、それぞれの展開先に応じた柔軟な発想と展開を応援させていただいております。またマンガという日本を代表するメディアの研究や、新しいクリエイションの創発、インタラクティブ技術によるその先の展開についてもコラボレーションしていくことができればと考えております。

人々の楽しみが、小さな挑戦とともに、新たな産業を作り出す活動にご共感いただければ幸いです。

Manga Generator コンソーシアム 代表 白井暁彦

受賞・メディア報道

【常設展示】

先端技術館@tepia 2014年4月22日~ www.tepia.jp/exhibition/studio2.html

【長期展示】

鳥取まんが王国 まんが博 乙 瞬刊少年マルマル「漫画の中に飛び込もう!」 2013年7月13日(土)~8月25日(日)

【受賞】

  • 国際学生対抗VRコンテスト「IVRC2012」: 川上記念特別賞、クリスティデジタルシステムズ社賞、未来観客賞
  • アジア学生クリエイティブEX. : トップクリエーター賞 ACM SIGGRAPH Art Award前会長 Cynthia Beth Rubin様より
  • 2012アジアデジタルアート大賞展FUKUOKA : インタラクティブアート部門 入賞
  • フランス Laval Virtual Award 2013 : Real-time Characters and Virtual Worlds 賞
  • HCGインタラクティブセッション 最優秀インタラクティブ発表賞
  • HCGオーガナイズドセッション 優秀賞

【メディア・報道】

■新聞報道

・2014年1月18日 日本経済新聞夕刊1面「大学発ユニーク研究」

■ネットニュース

日時:2012年10月26日

記事のタイトル:【DCEXPO2012】注目の最新技術「新感覚タッチパネル」「次世代ビデオ会議システム」など

作品名:瞬刊少年マルマル

URL: rocketnews24.com/2012/10/26/260603/

日時:2013年4月2日

メディア:ル・モンド インフォマティック (Le Monde Informatique)

URL: www.lemondeinformatique.fr/partnerzone/IBMinfoclipz/actu?id=53077

■TV出演

放送局名:TBS

TV番組名:「あの大学の天才おバカさん研究所」

放送日:2012年10月9日

作品名:瞬刊少年マルマル

URL:(非公式)http://tvtopic.goo.ne.jp/program/info/595742/index.html

放送局名:TV東京

TV番組名:「所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ!」

放送日:2012年11月30日

作品名:瞬刊少年マルマル

URL:www.tv-tokyo.co.jp/sokontokoro/

放送局名:日本テレビ

TV番組名:「世界一受けたい授業」

放送日:2013年4月13日

作品名:瞬刊少年マルマル

URL: www.ntv.co.jp/sekaju/backnumber/1304.html

放送局名:NHK Eテレ

TV番組名:「サイエンスZERO」

放送日:2012年11月25日 (再放送:2013年2月16日)

「SF世界が現実に!プロジェクション映像技術の衝撃」

URL: www.nhk.or.jp/zero/contents/dsp408.html

放送局名:NHK総合

TV番組名:「マサカメTV」

放送予定日:7月20日 午後6時10分~6時42分

URL: www4.nhk.or.jp/masakame/

【展示】

国際学生対抗VRコンテスト2012 東京大会(慶応義塾大学)

国際学生対抗VRコンテスト2012 決勝大会(東京お台場)

ビジュアルメディアEXPO(パシフィコ横浜)

アジア学生クリエイティブEX. (大阪市公会堂)

Laval Virtual ReVolution 2013(Laval, France)

CEDEC2013 インタラクティブセッション(パシフィコ横浜)

2014-2019年 TEPIA先端技術館にて常設展示。XNAで開発されたManga Generatorから、Unityベースで開発されたManga Generator KAIへ移行。

『マンガと社会-高知県のマンガ事情-』(高知大学 岩崎保道著/高知新聞総合印刷より出版)にて紹介

2022/5/15 manga.style より manga.shirai.la にサイトを移行

【論文】 最新のリストはこちら

奈良優斗, 小出雄空明, 藤村航, 白井暁彦, “瞬刊少年マルマル”, 映像表現・芸術科学フォーラム2013 2013年3月15日 Yuto NARA, Genki KUNITOMI, Yukua KOIDE, Wataru FUJIMURA, Akihiko SHIRAI, “Manga Generator: Immersive Posing Role Playing Game in Manga World”, Laval Virtual 2013 Virtual Reality International Conference, Laval France, March 2013